たぶん固定レートの1ドル360円時代に創業のはず。
「百万弗商事」
固定レート時代に100万ドルというと3億6千万円。相当高額です。
その時代にそのような物件がバンバンあったかどうかは微妙ですが、それぐらいの商いを目指していらっしゃったのでしょう。
と、思いたいところなんですが、神戸にあるこの不動産会社は、たぶん夜景の例えで使われていた100万ドルという表現を盛り込んだのではないかと思います。いわゆる「100万ドルの夜景」というやつです。
しかしながら100万ドルの夜景に詠われたのは横浜であって神戸ではありません。実は神戸は関東に負けじと言ったのか、1000万ドルの夜景と呼んでいましたので、ちょっと勘違いが入っているのかも。
漢字表記の「弗」を使った屋号はこちらでもありました。探せばまだまだ出てきそうです。