よりより〜。
焼鳥「よりより」
「寄人歓迎」とあります。「寄人(よりうど)」とは客に寄ってほしい意味を表したかったのでしょうが、実際の寄人は特定階層の人たちを指す言葉であり、文官や事務方の職に就いている人たちの事ですが、時代的には朝廷制度や武家制度が生きていた平安時代や中世の時代での呼称なので、現在はそのような呼称の人たちはいない事になります。
寄り合う人の意味もあるとの説もありますが、こちらは根拠が薄いようですので、寄人=客が寄るでは無さそうです。
たぶん「客人(まろうど)」と意味が重なっていると勘違いされているような…。
ちょっと、そこの人、よりより〜。
というイメージだったのでしょうか。はてさて。