これは奈良県の寺の名前が読めればそのまま抜き出しで読めるかも。
招提(しょだい)
奈良県五條にある唐招提寺(とうしょうだいじ)の一部分を抜き出したと思えば「しょうだい」と読めるでしょう。でも「提」を「てい」と読まずに「だい」と読むのでそのまま漢字を見ただけでは読めません。
しかし、地元では「しょうだい」ではなく、「しょだい」なのでこれが正解。
16世紀中頃の室町幕府から片岡正久と川端綱久土地を譲り受け、そこに招提惣道場が作られ招提寺内町となったのが起源だそうですが、「招提」そのものはサンスクリット語の音訳であり、元々は四方を意味する言葉で、それが寺院を意味する言葉に変化してきたそうです。
「しょだい」以外に「しょうだい」や「しょたい」と読まれる事もあります。