今回は開催前に満員御礼の告知が出てしまい、相当申し込みが多かった模様です。
製作会会場
共立電子産業 本社1Fセミナー室
会場の様子
今回は開催日前日にすでに満員御礼の告知が出ており、覚悟していました。
実際に満員御礼状態で、前回のような定員オーバーの立見席状態では無いものの盛況です。
また、今回は女性の参加者が多かった事が印象的でした。ちゃんとハンダづけも自分で作業、開発環境の構築まで進めてテストプログラムの書込みを行ってボードの動作確認までされていらっしゃいます。
参加者の方々が全体的にモーター制御を目標にされている方が目立って多くなってきました。
Lチカではさすがに満足感が足りないのでしょう。やはり実際に物が動くモーター制御というのは魅力的な目標だと思います。ただし12V系の電源が別途必要だったり、モータードライバーが外付けで必要、もちろんモーターも必要ですのでちょっと費用がかさむのが玉に瑕です。
ステッピングモーターはパルス制御が必要ですし、加速〜減速処理や脱調しないように制御するのも注意が必要ですのでハードルとしては全くの初心者からスタートだとするとやや高い目に位置するのではないでしょうか。単純に動かすだけならパルスを送るだけなので簡単ですが、位置決めや原点補正などの処理を加えるとなかなか規模が大きくなってきます。
その他、マイコンがSHシリーズだったり、非マイコンの電子工作だったり、参加者のバラエティも広くなっています。まずはものづくりを体験してもらい、自分の手を動かしてものづくりを感じ取ってもらうのが目的ですので、目標を自分で決めて作るのには制限はありません。ただし、あくまでもAVRを利用したマイコンの応用製作がメインですが、そこは寛容な主催者のデジットさんに感謝でしょうか。
私もそうなのですが、ノートPCがMacintoshという方がなぜか毎回いらっしゃいます。しかも毎回違う人だったりして、MacOSでWindows環境を構築してマイコンの開発環境を作り込むというのは結構みなさんやっていらっしゃるようです。
私はVirtualBoxで構築しているのですが、それぞれVMWareだったりBootcampだったり実現方法は様々です。
環境のPCの選定要因はMacBookProの電池稼働時間が長いのと元々がMac使いというのが要素として大きかったのですが、他の方はどうだったのでしょうか。気になる所ではあります。
ヨットのナビシステム
前回に完成されたGPSで自分の船の位置を表示させるなどのナビシステムの小改造でお持ちされていたのがコレ。パネルの出来が凄い。これが実際にヨットに取り付けられているそうで、ちゃんと板金でパネルを組まれていてしっかりとした造りになっています。
今回も会場を提供していただいている共立電子産業とサポートしていただきましたデジットのスタッフの方々にお世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。