どちらかというと、じっくりゆっくりしてほしいのですが。
「あわて床屋」
最近はカットのみとかシャンプー無しで、あろう事か散髪が終わった後に頭を掃除機で吸われて毛くずを掃除される(!)という忙しない散髪屋が増えましたが、こちらは屋号が「あわて床屋」。
北原白秋作詞・山田耕筰作曲の同様で同名の曲があります。
「♪チョッキン、チョッキン、チョッキンナ〜」という軽妙なサビがあるカニが散髪している床屋(ややこしい)の曲なのですが、客が急かすとあろう事か、客の耳を切り取ってしまうという、粗忽者を通り越した店主。しかも客の耳を切り落としてあやまるどころか穴の中に逃げ込みだんまりをする始末。よくよく考えるととんでもない床屋があったものです。
よく見ると看板にカニが散髪鋏をもっているイラストがちゃんと付いています。
「上手」「ていねい」「親切」とも書いてありますので、大丈夫だと思いますが、「あわて床屋」の歌詞の通りで無い事を祈ります。
カニが爪でハサミを持つという複雑な図ですね
私も毛くずを掃除機で吸われる散髪屋の常連です(^^;)
そう!
カニ爪で鋏を持って散髪なんです。よく気づかれましたね〜
かなり無理がありますよ、この図式。
歌詞の方はカニのハサミで毛を刈るのでハサミは持っていないのですけど。
神戸には850円でカミソリまで当ててくれる散髪屋があり、一度挑戦せねばと思いつつ営業時間に間に合わない日々を過ごして髪の毛がボウボウになっております(笑)。