O2はOの2乗です。
O2
酸素を表したかったのかもしれませんが、惜しい。ちょっと違います。
酸素分子はO2の表記で上付きではなく下付きの数字になります。
このままだとオー・ツーではなくオーの二乗でオー・スクウェアになってしまいます。
水滴で水を表現していると想像されますが水はH2OですのでO2ではありませんし、どうもいろいろと外しているように見受けられます。
酸素と水素、実は意味的には逆の場合があります。
それは酸とアルカリの場合。実は酸素は酸に関係していなくて塩基側に関係している事が多く、逆に水素の方が酸の主体(水素イオン)なのです。
酸性・アルカリ性を示す指標の一つであるpHは水素イオン濃度を表します。
電離した水素イオンが水分子と結合しH3O+のオキソニウムイオンの一種であるヒドロニウムイオンを生成し、これが酸の正体。ただ、便宜的にはH+で表現される場合がほとんどです。
中性の水では 2H2O ←→ H3O+ + OH– となり平衡状態を保っています。
塩基(英語ではbase)という表現もいろんな事が判ってきて当初の定義からはどんどん変わってきています。
これらの、いろいろややこしいのを教え込まされたのは高校の化学の授業ぐらいからでしょうか。
とりあえず、酸は酸っぱい!
で、アルカリはというと苦い場合が多いです。
人生はきっと中性ではなく酸性だったりアルカリ性だったりなのかと。