パリ市街の中心部を流れるセーヌ川。
「ラ・セーヌ」
フランス語で「La Seine(ラ・セーヌ)」はセーヌ川の事を指します。
パリの中心部を流れ、川岸は観光地としても賑わっています。まだ、細菌が原因の感染症の概念が発見されていない頃は下水を直接セーヌ川に放水していたため、下流でさらにコレラや赤痢等の病気が広がる原因にもなるという悪者にもなった時期があります。
ここらで年がバレるネタですが、子供の頃「ラ・セーヌの星」というアニメが放映されていました。オープニングで「Étoile de La Seine(ラ・セーヌの星)」という台詞が流れていたのですが、意味を知ったのはかなり後。当たり前ですけど。
フランス革命の頃のパリが舞台ですが典型的な貴種流離譚で、マリー・アントワネットの異母妹とは知らぬシモーヌが変装して「ラ・セーヌの星」として活躍するという活劇風のアニメでした。
パリ市民の憩いの場所として、滔々と悠久の時を経て流れ続けるセーヌ川。
こちらのお店にも看板に歴史を感じます。