理髪店の店先で三色に塗り分けられたものが回っています。
残念ながら静止画であるが、1店舗で4本も設置されていてこれはすごいと思う
あのくるくるまわるポールが大きいものが3本、小さい物がさらに軒下に1本もついてさながら動きのあるオブジェと化しています。ほとんどヤケになって付けたのかと思うぐらいです。
理髪店の店頭でフランスカラーではありませんが、赤・青・白の三色ストライプが入ったポールが回転しています。これはサインポールと呼び(海外ではバーバーズポール)、理髪店のシンボル的な存在でもあります。また、この三色のストライプはレジメンタル・ストライプと呼ばれます。
この「レジメンタル」はイギリスの連隊に由来しています。締めているタイ(ネクタイ)のストライプの柄の色で部隊が判るという事で、決して通説のように言われている赤・青・白がそれぞれ動脈・静脈・包帯を意味しているわけではありません。誤解された通説の方が広まってしまっていて意味がおかしくなってしまっています。
さて、このサインポールですが隙間産業なのか結構多くの会社が作っているようです。件の理髪店ではブラケットタイプと呼ばれるサインポールが付けられています。以外と高価で1台数万円は下りません、大きいもの3台と小さい1台を合わせ、設置工事も含めるとどう考えても一式十万円程度では到底済みそうもありません。かなり広告宣伝に力を入れていると言えるでしょう。
[参照サイト]
大阪サイン株式会社(リンク)