大きな駅では来る列車の案内があります。
直後の発車する列車からその後の3番目まで順序が表記されている
大阪では駅の列車案内板で表示される列車の順番は以下の順で到着・発車します。
1番目:先発
2番目:次発
3番目:次々発
これを見ると「次に発車する」のは「次発」では無く「先発」となっている点です。先に発車するのか次に発車するのか、どちらが先に発車するのかが大阪圏以外から、特に関東から来た人には全く混乱の元になっています。
それに対して関東では
1番目:こんど(の列車)
2番目:つぎ(の列車)
3番目:そのつぎ(の列車)
と、表記されるのでやはり「こんど(今度)」と「つぎ(次)」のどちらが先に発車するのかが関西人には違和感を覚える表記なのです。「今度」と「次」では「次」の方が早いのではと思ってしまう訳です。
大阪ではこの表記が一般的であり、先発列車が一番早く発車する列車という認識が刷り込まれているため、「今度の列車」ってなによ?と、なり、「こんど」「つぎ」「そのつぎ」ってややこしいやんか!と怒りが炸裂(笑)する訳です。
関西人が関東地方へ行くと「こんど、つぎ、そのつぎ。こんど、つぎ、そのつぎ・・。どれが先発や?」とぐるぐる頭の中をまわるようです。ま、関東人が関西に来て「先発、次発、次々発。先発、次発、次々発・・。どれが今度乗る列車?」と同じように頭の中を回るようですから互いに言えたものではありませんね。
JR西日本ではそこいらへんはうまく処理してあり、列車順序の表記が無く表示されている上の順序で発車するようになっていまして、前記のような混乱を誘う表記をJR大阪駅ではしていません。
2006/01/07追記
大阪駅の列車案内表示の写真を追加しました。
「先発」と「こんど」、その通りです!
ぜったいに先発のほうが分かりやすい!
「こんど」と「つぎ」って、どっちが先や?
大阪人は、こんなややこしいことに耐えられません。
本当に地方にいくと(笑)電車の順番まで書き方がかわるので困りますよね!
実際、初めて見たときは本文にもあるように「こんど、つぎ、そのつぎ。どれが先発なんや?」とぐるぐる回っておりました。
大阪ローカルルールやったんや・・・、いやこれを全国に広める活動をしてこそ大阪人ですネ。