以外と高尚なところが語源です。
「ごんたくれ」
大阪弁でいたずらっ子、腕白者、無理難題などの意味をもつ言葉の「ごんた(権太)」する輩を指す言葉です。
ところでこの「権太」どうも人の名前の様ですが誰だろう、と調べるとなんと歌舞伎の名演目の一つである義経千本桜の三段目から登場する札付き荒くれ者で、鮓屋の倅である「いがみの権太」から出た言葉のようです。
大阪弁では「ごんたする」というのは概ね悪い事をする意味が大きいのであまり良い意味として捉えられる事はありませんが、「あほ」と同様に温かい目で見られる面もあります。そのため、多少荒っぽいが茶目っ気のあるやんちゃな人物として捉えられる意味も含まれているのでしょう。
まあ、「ごんたくれ」のやっている店なら、多少は怒鳴り散らされる覚悟で入店しなければならないかもしれませんが、まさかそんな事はないですよね。