どうも過剰な(売り手側の)盛り上がりを見せる年中行事のようなもの。
恵方巻のポスター
以前の記事を見返してみるとポスターは「大阪海苔協同組合」だったのですがいつの間にやら「関西厚焼工業組合」の制作になっていました。
やってる事は同じなんですがね..。同じ頃に提唱し始めたということらしいので、どっちがやっても同じではないのかと。
ところでこの「今年の恵方」ってどうやって決まっているのだろうかと思うと、どうやら暦に関連するようです。歳徳神(歳神)の恵方がこの恵方巻の恵方と同じで、その方角に向かって事を行えば、万事に吉とされるのが由来のようです。
毎年どっちに向けば良いのか判らないと思っていると、この歳徳神の恵方はちゃんと年により方角が決まっているのです。だれかが勝手に占いで決めている訳では無く、何年だとどこ向きというのが厳密に決まっています。
ちなみに今年は「東北東」となっていますが、本当の恵方は16方位ではなく十二支・八卦・十干を組み合わせて示される24方位の方角を示しているので実際の方角とは微妙に違います。今年であれば「甲」の方角なので東北東微東となります。
しかし、毎年異様な盛り上がりが加熱してきている気がします。
もはやバレンタインと並ぶ1年の売上の何割かを確保するイベントと化しているのではないでしょうか。