ちょっと忙しかったので1日だけの参加。
製作体験会会場
共立電子産業本社1Fセミナー室
会場の様子
ケース加工まわりが大賑わい状態
色々と私事があり参加できず。2日目のみ参加で仕掛品を製作していました。
初日は早々に製作物を完成させ、夕方には結構席が空いた状態で、大物の荷物だけ置かせてもらいに寄っただけ。
2日目ですが、昼を回る頃から三々五々参加者が増えてきて、最終的に満員御礼になりました。
参加者の最近の流行はUSB_dout2706kit+ステレオ30倍プリアンプの組み合わせです。USB出力のデジタルオーディオを気軽に試すことができ、しかもオペアンプを替えて楽しめ、USBからの電源供給だけでヘッドホンぐらいなら十分駆動できるので人気のようです。
贅沢ハイエンドヘッドホンアンプ
不平衡〜平衡変換基板からTPA6102A2使用のハイエンドヘッドホンアンプ基板をモノラル使いして2つ使用の贅沢ヘッドホンアンプ。電源は低ノイズを狙って可変電圧の3端子レギュレータで両電源を供給。平滑コンデンサもかなり容量の大きい物を使っています。
平衡〜不平衡変換基板やハイエンドヘッドホンアンプ基板の電解コンデンサ類はキット付属のものからニチコンの高分子固体アルミ電解コンデンサに全て変更していらっしゃいました。
アップサンプリング対応デジタルオーディオシステム
こちらはバラック組みをしていたものからケース入れのために全ての配線を外して筐体加工し組み直しをしていらっしゃいました。配線量が半端無いのでかなり苦労されている様子。独立実験基板の組み合わせのデジタルオーディオシステムは汎用のコネクタケーブルで配線するのではなく各基板間専用のケーブルを作る必要性を感じます。
今回はヘッドホンアンプを作っていらっしゃる方がかなりの高い割合でいらっしゃいました。日本の住宅事情もあるとは思いますが、なかなか大音量でスピーカーを鳴らすのは難しいようで、どうしてもヘッドホンで聴く事がメインになってしまうとか。そこでヘッドホンでちゃんと聴きたい人はヘッドホンアンプで…となっているようです。
無線で音楽を飛ばすAppleのAirPlayと同じように使うためのデバイスが手軽に利用できるようになったのでそれらを使った製作物を作る方も多くなりました。
CPI-WAM001/S-I使用無線デジタルオーディオ再生システム
いつも精力的に製作されている常連さんの作品(部品配置検討中状態)。
デジットで先般発売されたワイヤレスデジタルオーディオモジュールを使って、無線→I2S→DAC(PCM5102)という基本構成に加えてDIT4096デジタル・オーディオ・トランスミッタにより、同軸出力(S/P DIF)
を同時に取出そうという作品。
ずらりと並んでいるニチコンの高分子固体アルミ電解コンデンサが強烈です。
お弁当箱シリーズ
お弁当箱に組み込むデジタルオーディオ再生機。ユニット型のタイプの物を筐体に入れて出力端子等を付けるのですが、筐体が弁当箱。以前のものはロック付きの弁当箱でしたが、今回はシール容器です。
奥方の「Bluetoothで音楽飛ばして聴きたい!」というリクエストに応えて製作したとのこと。シール容器なので落としてもケース破損の心配がなく、かなり頑丈です。
その他ケース加工を黙々とされる方の他、地道に人気のあるエフェクター製作ですがキットではなくフルスクラッチで製作される方が増えてきました。エフェクター自作系の本が出ている事もあるのでしょう。どなたも精力的に製作に励んでいらっしゃいます。
今回は一日だけの参加でしたが、楽しい充実した時間を過ごさせて頂きました。
例によって清掃後片付けなどおまかせで大変恐縮です。この場を借りてお礼申し上げます。