被雇用者としての立場が限りなく弱いゆうメイトに災難がふりかかります。
【契約変更】
ゆうメイトA「なぁ、なぁ、4月から雇用形態変わるっちゅう話聞いた?」
ゆうメイトB「え?なにそれ?しらんで。」
A「ワシら、終業拘束時間て6時間やったやんか。」
B「うんうん。」
A「なんや今度から8時間に勝手に変わるらしいで。」
B「え?ナニソレ?知らんでぇ!」
A「8時間ってちょっとエライでぇ。」
B「そら、そうやわ。エライどころの騒ぎやあらへんで。」
A「ほんまやで、いま拘束5時間の人らは早く帰れるからちゅうて子育てと両立してはる女の人ら多いのにやで、遅くまで仕事させられて、帰られへんっちゅうたら、皆辞めてまうがな。」
B「ほんまや、それでのうても客からのわけのわからん電話で帰られへんようになるってグチ聞いたのに。」
A「仕事が家事に差し支えるんやったら仕事できへんもんなぁ。」
B「バイトで時間単価で安いからっちゅうて、割り切ってしとる人にはええ迷惑やで。拘束時間延びたからっちゅうて時給変われへんねやろ?」
A「せやねん、時給は一緒で拘束時間が延ばされて帰ろうにも帰られへん。っちゅうわけや。」
B「そんなん雇用者側の一方的な契約変更で、あかんのとちゃうのん?」
A「そんな、気するんやけどねぇ。時給ベースの仕事に拘束時間つけてどうするんや?」
ゆうメイトC「なにをワケの分からん話しとるん?もっとひどい事あるねんで。」
AB「へ?なんかまだあるん?」
C「あるもなにも、拘束の8時間内に配り終えられへんかったら解雇っちゅう話やで。」
A「ぎょえ〜、えらいことしよるな。通常量の3倍のブツが来ててもかぁ!」
C「何回か配り終えられへんかったら要注意になって、それでもあかんかったら解雇や。基本的に残業にもちこされへんっちゅう事。」
B「うそやん!それって郵便課からブツ遅く上がってきて、通常量の3倍あっても関係なし?」
C「そうみたいやで。」
A「そんなんむちゃやん。人員足りず。郵便課から上がってくるのがすでに間に合わん時間、それでブツ多量ってなったら、全員解雇やで。」
C「ま、理屈から言うたらそうなるわナ。」
AB「ひょえ〜!」
お客さんにしてみればサービス向上が外から見える訳で、たいへんうれしい事が多くなりました。
しかしその実体は現場の実情を無視したサービス開始体制が多いのです。過去に再配達に21時まで指定できるようになったとき、回ってきたのは通達だけで人員の確保や増員、ローテーションの準備期間などもなく、業務時間の延長によるコストアップに対する予算の調整などまったくおかまいなしです。「明日からこれするから、あんじょうしといてねっ!」と指示を出す方の安直な意識が見え隠れします。
確かにお客さんにお届けするのは配達担当の仕事です。しかし配達担当が配達すべき郵便物の受け取りから配達まですべて行っている訳ではなく、その手前の処理があるのを全く無視して配達する側にすべて遅配の責任を押し付けているとしか見えません。
配達すべき郵便物が郵便課から上がってこないのに時間ばかりすぎてゆく現状では、無理を通して道理を曲げる強硬手段と言えるでしょう。
こんな話を聞いていると、何度考えても民営化の旗印をあげる前に、顧客サービス業務としての質を向上させる努力をしなければならないというのに気づいてほしいとつくづく感じます。
うはー、大変ですね。
このまえ9:00に配達確認の電話がきてずーっとまっていたのですが、12:20過ぎてもこない。
さすがに我慢できずに局へ電話した直後に到着しました。(–;
(配達員の人怒られたのかな・・・?)
上に立つ人が現場をしらない、数字だけ触る人が多いのが原因だと思います。
えらいさんも1年に数日くらいはまったく関係ない所の職場にアルバイトとしていって現場を知るべきかもしれません。
郵便物の配達が遅い理由は
1)当日取り扱いの郵便物が多すぎる
2)道路事情などがあり、到着郵便物が遅れて集配局へ届いた
3)配達担当者が怠慢である
4)配達担当者はやる気マンマンだが郵便課から郵便物が上がってこない
バレンタインデーやクリスマスなどは1)が主な原因です。
雪や台風などの場合は2)、3)は言い訳にもなにもならず、論外です。これらはまれな要因です。
それ以外では4)が一番多い原因で、12時配達指定の郵便物が集配課に上がってくるのが12時過ぎ、と、どう考えても間に合わないことがあります。
怒られるのは配達員なのですが、配達する人以外によって引き起こされる原因も数多くあり、往々にして自分が謝らなくて良い立場の人たちがいいかげんだったりするのが多いそうです。
もっとも上の職務の人たちはサービス業のなんたるかを分かっていない場合が多いので、改善されることも無くだらだらと現状のまま続けられることが多いそうです。
ああ、お役所仕事・・・でしょうか。
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