以外と街中にあるという保存車両を見つけて回りました。
D51 8
大物公園にて撮影
国道2号線の横にあるちょっとした公園なのですが、よもやそこに蒸気機関車が保存車両として設置展示されているとは思いもしませんでした。
写真のように柵の中に設置されており、自由に近くで見る事はできませんが、4月〜11月の第3日曜(青少年の日)に限り解放され、運転台にも入る事ができるそうです。
機関車側
石炭車側
運転台への階段
いわゆる「ナメクジ型」と呼ばれる初期形D51。
運転台の「吉」の文字は吉松に配置された時のもののようで、車両自体は旧国鉄の大阪鉄道管理局から無償貸与の形で設置され、ボランティアの方々によるすばらしい整備によって車輪周りも含めて美しい状態を保っています。
補修跡があるものの、真っ黒な車体は車輪も含め錆び一つ見当たらず銘板も含めてピカピカです。また、足回りも大変きれいでした。
他の屋外保存車両もこれ位の状態であればとは思いますが、手間や維持にかかる費用との兼ね合いなのでしょうか。けっこう錆だらけのボロボロで完全放置プレイの車両に近い状態を見る事があります。