見返してみれば1年どころかそれ以上放置していました。
DACユニット
下段はマルチ電源
前回製作した絶対値回路からの出力ピンを追加し、USB_DOUT2706Kitのアナログ出力からの接続コネクタ、絶対値回路からAVRのアナログ入力ピンへのコネクタなどを追製作しました。筐体内はけっこう配線密度が高くなってきました。
絶対値回路の回路図入力を間違えてしまっており正常な動作になっていませんでした。仕方ありませんが回路図入力からパターン設計までやりなおしです。とほほ。
また、AVRのプログラミングも徐々に進めており、PCM1792のソフトウェアモードのためのレジスア操作・表示プログラムや、レベルメータ表示などの基本的な表示周りは作り終わりました。
I2CによるPCM1792への書込み・読み出しおよびA/D変換部や、操作のためのインターフェース部(操作ボタン)の回路の実装とパネルへの取り付けが残っています。
今回困ったのはプログラムならソースを見ればどのピンにどの機能を割り当てているかは解るのですが、MCU基板のコネクタへの配線がどのピンを割り当てて想定しているのかが全く持って忘却の彼方になっており、レテの河を渡ってしまっています(苦笑)。結局、組み付けてあった基板を取り外して配線を追いかける始末。
コネクタ類のピン結線などはいくら現物を見れば解るとはいえ、回路図やコネクタのピンは位置などはドキュメントとして残しておかないとダメですね。反省です。
ソースリストに至っては2年放置の状態だった事を改めて認識しました。いくら納期が無いからとはいえこれはさすがに自分でもダメだと痛感しました。
今後はソフトウェア実装の状態にも寄りますが、とりあえず機能的な部分が確認でき、実証できれば前後のパネルをわけありケース付属のペラペラでちょっとチープな割には加工しづらいフロントパネルから、いままでのシリーズのように2mm厚のアルミニウム板でちゃんとデザインして製作し直す予定です。