オーディオキット製作体験会

 8月がお休みだったせいか、満席で人があふれる状態でした。

製作体験会会場
 製作体験会会場
 共立電子産業本社1F セミナー室

会場の様子
 会場の様子
 加工で席を立っている人がいるものの満席

 今回は先月の製作会が大人の事情でお休み(笑)だったこともあり、「作りたい」人たちのフラストレーションが一気にはじける状態なのか、満席となり3人掛けの机がすべて埋まりました。
 製作が早々に完了して退出する人がいたものの、その後すぐにその席が新しい人で埋まるという満員御礼のアツい製作会となりました。また、初心者の方の参加が比較的多い製作会でした。
 今回の製作会ではギターエフェクターとヘッドホンアンプのキットを製作される方が多数いらっしゃいました。

ハイエンドヘッドホンアンプキット
 ハイエンドヘッドホンアンプキット
 ポータブルバージョンで製作中

MUSES8920ヘッドホンアンプ
 MUSES8920ヘッドホンアンプ
 HP_8920_AMPキットベース

 ケースに組み込みデジットのブログに掲載の製作例と同じく、電源ラインに16V/4,700μFのコンデンサを追加したバージョンで製作されています(高価な接続ケーブルはデジットスタッフの私物)。
 実はこのMUSES8920のキット、製作会では大変珍しく、女性単身で初参加されていた方が作られたもの。丁寧に作られており、無事完成・完動し、試聴して大変うれしそうでした。これがきっかけで電子工作の趣味が開花すると良いですね。

DAMP-3120NWアンプシステム
 DAMP-3120NWアンプシステム

 こちらはTPA3123D2を使った20W+20W D級アンプキットと対応電源キットで筐体に組み込まれていらっしゃいました。簡単な構成ですが、なかなか音も良く放熱器も不要でかなりコストパフォーマンスの高いキットです。

電流帰還アンプ
 電流帰還アンプ

 製作を継続されている電流帰還アンプがだんだんと形になってきました。
 今回はパワートランジスタをヒートシンクに取り付けるための寸法出しにかなり苦労されていました。現物合わせで穴をあけてタップでネジを切る所までするという徹底さ。さすがに奇麗に作る事を信条にされている参加者の作品です。

無線オーディオシステム
 無線オーディオシステム

 CPI-WAM001/S-I使用の無線デジタルオーディオシステム。まだ送信部が途中なので音出しはできませんでしたが、かなり製作が進んだようです。今回の作り残し部分は自宅で作り込み、次回参加時には試聴できるようにしてくるとの事。楽しみです。
 今回の参加者のイロモノネタはこちら。

SNES改
 SNES改

 スーパーファミコン(SNES)ボード上のS-DSPチップから使われていない32kHzのデジタルオーディ信号を直接に取出し、デジタルオーディオトランスミッタDIT4192のキットで正規のS/P DIFに変換を掛け、DACを通してオーディオ出力とする魔改造(笑)。一部マニアには有名な改造らしいのですが、実際に現物で音を聴いたのは初めてです。
 スーパーファミコンを接続したブラウン管テレビのショボい音のするスピーカーを聴いていた世代にとって無用にクリアな音質で高級オーディオシステムを鳴らせるという、ほとんどぶっ飛んだ世界です。いや、これって、いまの大画面液晶ディスプレイでハイエンドデジタルオーディオを鳴らせて、あの感動を再び!となりますよ、きっと。
 今回は人数も多く、サポートスタッフの負荷が高かったのではなかったのでしょうか。
 スタッフの方はあちらこちらでお呼びがかかり、てんやわんやとは言いませんが、引っ張りだこだったのは事実です。精力的なサポート、おつかれさまでした。
 また、会場の使用にさいして快適な環境を維持していただき、撤収・清掃も含めお世話になりっ放しです。この場を借りてお礼申し上げます。

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