現状は「ひかり」で運用されていませんがこんなものがあります。
お子様向け運転台(全景)
これは500系新幹線の新大阪側(今は山陽新幹線区間でしか走っていないので東京側という表現をJR西日本は使っていません)8号車の運転台壁面寄りに設置されています。
ご覧のように背景は実際の500系新幹線の運転台写真が貼られており、それだけでも臨場感があるのですが、そのなかに「お子様向け運転台」と呼ばれる本物そっくりの小さな運転台が設置されています。
運転台のアップ
実際の運転台とは異なりますが、マスコン、ブレーキ、前後進切替はちゃんとレバー操作することができますし、その他、パンタグラフ上・下や真空しゃ断器などのスイッチ類も押して遊ぶことができます。
時速300km/hで走行中(笑)
マスコンを引くと徐々に速度表示の数値が上昇し、山陽新幹線の営業最高速度である300km/hになります。戻すと徐々に速度数値は小さくなり0km/hになります。
速度表示はデジタルだけでなくバーグラフ表示もちゃんと連動する凝った動作。なかなかこども向けといえども侮れません。
お子様向け運転台が設置されている車輛は、現在は本数の少ない500系新幹線の一部車輛に限られています。全部の編成にある訳ではありませんので、こだまで乗った500系にあればラッキーでしょう。