自分の家でもないのに「我が家」。
「我が家」
この屋号を目にするたびに悩みます。
客が店主の我が家に入る認識なのか、客の入った場所が客の我が家なのか。
んなこたぁ、どうでもいい!とお叱りを受けそうですが主体がどちらか、ついつい考え込んでしまいます。
冒頭のタイトルですが日本の曲名「峠のわが家」が元ネタ。カンザス州の州歌でありアメリカ民謡が原曲です。原題はHome on the Rangeですが、カンザス州はとミシシッピ川と平原が広がり、峠とはかけ離れた地形であり、日本の題名がどうしてこうなったのか悩みます。日本では山が多く山村部の家を懐かしく思えるように「峠のわが家」としたのかもしれません。
曲イメージはどうしてもドヴォルザークの交響曲第九番第二楽章の一部を編曲した「遠き山に日は落ちて」と被るのは気のせいでしょうか。