旧7000形の改造車です。
1000形 デハ1004
撮影2009年9月
東京急行電鉄7000形を譲り受け運行を行ってきていた車両に改造を行ったもの。
元の車両は日本初のオールステンレス車両で、導入により水間鉄道の架線は600Vだったものを1,500Vへ昇圧し、変電設備なども更新しています。
水間鉄道は水間観音への参詣に賑わっていましたが、バブル崩壊や少子化、不動産事業の不振などにより負債が膨らみ2005年に会社更生法適用申請。現在はグルメ杵屋の完全子会社となっています。
会社更生を完了後に改造に着手し、この1000形として運用が行われました。
撮影地の水間観音駅から貝塚駅までわずか5.4kmの路線ですが、1日あたり4,000人ほどが利用しています。