最近、人名漢字を使ってさえいれば読みが自由という事で大変みたいです。
「宙(そら)」
大空を意味する「宙」で読みが「そら」。
この訓読みは表外読み(常用外の読み)で一般的には音読みの「チュウ」のみで、訓読みはしません。
最近はこの文字で「そら」と読ませる例を多く目にするようになりましたので、それなりに違和感無くふりがなにも気を留める事はありませんでした。
最近流行?の独創的すぎる読み方を付ける親が多く、キラキラネームやらDQNネームと呼ばれる事があります。実際に小中学校などで先生が出席を取る際に読めない事が多く、間違うと生徒が怒る場合もあるようです。もっともそれは全くの逆恨みで、読めない名前の方に原因があると思うのですが。
有名なのが「光宙(ぴかちゅう)」。ポケモンブームが下火になって妖怪ウォッチ全盛になってしまっては、もはやカッコイイはずもなく痛い名前になってしまいますよね。
その他、明らかに勘違い「金星(まあず)」という例もあり、これは流石に子供が可哀想です。親のネーミングセンスより学識を疑いたくなります。
キラキラネームの就職エントリーがくると無条件で落とすと言い切る人事担当者もいるぐらいなので、独創的すぎる名付けは不利益を蒙る方が多いのではないでしょうか。
名は体を表すとは言いますが、名前だけでは実力や人格は付いてきませんよね。