かなり昔の補修の仕方ですが、今時これを見ることがあるとは。
ガラス割れ補修
いまではガラスが割れたら普通に交換しますが、昔は脱落しないようになんとなく直した感じがするこんな補修方法がありました。
戦後から昭和中期ぐらいまでの漫画の中の風景で出てくる事もあるこの補修方法ですが、ガラスを継ぎ合わせるのではなく紙や接着剤等で点状に固定し、割れたガラスがバラバラに脱落するのを防ぐだけというお手軽補修方法。
だいたい、貧乏長屋のガラスにこんな補修痕があったりする風景が多かったように思います。要はガラスを入れ替えずに済ませてしまおうというお手軽法。でも隙間がぴったりと埋まる訳では無いので風雨がきついと水が入って来たりすきま風が入ったりします。
もちろん、ちょっとした衝撃や力が加われば、バラッとばらけてしまいます。
見た目に危ないこの補修法、よもや現代でお目にかかるとは思いもよりませんでした。