キハ126系気動車のバリエーション。
キハ121 5
2015年5月 撮影(浜坂駅)
単機でワンマン運転が基本の路線に投入されています。
鳥取県の資金援助で製造した車両なため、基本的に鳥取県内での運用が前提ですが、路線運用の都合上で鳥取〜益田の先である浜坂まで入線することがあり、その他、境線、伯備線、因美線にて運用が行われています。
キハ126形を両運転台化し、車いす対応のトイレを設置したワンマン運転のできる1両編成のオールインワン車両となります。もともと2両編成のキハ47系やキハ126系が運用されていますが、新造車両であるキハ121形はキハ47形の両運転台化したキハ41形の後継として導入されたようです。
車両の制御系は223形を踏襲していて、運転台も223形に準拠。山陰地方と雪の多い地域を走行するため、耐雪ブレーキも装備しています。
単線で架線も無い路線をこのモダンな車両が走っているのを見るとかなり違和感を感じるのは旧国鉄時代の面影を引き摺り過ぎているのかもしれません。