駆け込み乗車防止の啓蒙ポスター。
駆け込み乗車防止
いや、本当にいるのです。この手の乗客。
この中で見た事のあるのは、「カバンを挟む」「傘を挟む」「手荷物を挟む」です。
ここで指摘されているように、エレベーターの扉と違いセンサーがありませんので何か挟まれたとしても自動で開く事はありません。戸閉センサーのランプが点いたままである事を車掌が確認して扉扱いを行って初めて開くので、挟まれたまま発車する事も可能です(実際は危険なのですることはありませんが)。
もっとも戸閉ランプが消灯(扉が閉まっていると認知)していても1〜2cmの隙間がある場合もあります。そこまで厳密に検知をしていないからです。
何かを挟んで無理矢理乗ろうとする輩は本当に迷惑です。そもそも扉近くの乗客に対してケガをさせたりする危険がありますし、挟まれたまま発車してしまった場合は、挟んだものを持っている乗客自身が危険に晒されます。
その上、一度扉を開き直すなどして遅延の原因にもなり、迷惑以外の何のメリットもありません。絶対に止めて頂きたい事項です。
お固いポスターのように見えますがこっそりとウィットが含まれた部分があり、よく見ると挟んでいるものが「それは、無いやろ」的なものが描かれています。
続きを見て行くと「杖を挟む」はありそうです。「帽子を挟む」は、帽子がつぶれるのを気にしなければやる人はいそうです。しかし、一番左下の「蛇を挟む」というのは、まず無いのではないかと(笑)。
そもそも蛇を持ち歩いている人がいるとしたら、その方が驚きですし、実際に挟んだとしたら動物愛護関連の法律で処罰されそうです。
とにかく、駆け込み乗車そのものが大変危険な上、このような物を挟んで阻止するなど言語道断です。絶対に止めて頂きたい。激おこぷんぷん丸が来ますよ。