これは漢字が読めるかどうかでも微妙。
羽曳野(はびきの)
山車を「曳く(ひく)」という漢字と読みを知っていたとしてもかなり難しい。
「はびきの」が正解ですが、それぞれの漢字のよみを組み合わせても「曳」が「びき」になるのはなかなか想像し難いです。
地名の由来は日本武尊が東征の帰り道に亡くなり白鳥となって琴弾原(ことひきはら)を経由して旧市邑(ふるいちむら)に飛来したという日本書紀にあるヤマトタケルの白鳥伝説に加えて、同市の白鳥神社の縁起にその白鳥が飛び立ち、昇天する際に「さらに白鳥は舞い上がり、埴生の丘を羽を曳くがごとく飛び立った」と記された事にちなんで命名されたそうです。
ちなみに市制を施行した当日に当初の市名である南大阪市から羽曳野市に改称したという不思議な曰く付きな市名なのです。