難読かつ希少姓。ふりかな振ってもらえないと読めません。
綛谷屋酒店(かせたにやさけてん)
全国で1000人もいらっしゃらない希少姓。かつ難読です。「綛」の字が読めないとお手上げです。屋号になってしまうとこの看板のようにルビを振ってもらわないと普通の人は読めないお店になってしまい、「あのなんとか谷屋酒店」と呼ばれてしまうかも。
「綛(かせ)」とは紡いだ糸を巻き取るための道具です。H形やX形の糸巻きと言えば良いでしょうか。糸の単位にもなっていて特定の大きさの枠に一定量を巻いて束にしたものやそれを数えるための数助詞として使われます。1綛は綿糸だと768mだそうです。
ちなみにお店は酒屋兼、立ち呑みのお店。いわゆる酒屋併設の角打ちというやつです。