さらにベタ踏み坂

 CMで出てきた橋より実は急勾配。
なみはや大橋
 なみはや大橋
 港区側から
 車のCMでどんどん登る車のパワフルさを表すイメージとして出てきた「ベタ踏み坂」こと境港にある江島大橋ですが、実は大阪にある橋の方が急勾配なのです。
 江島大橋は上りの角度が約3.5度(勾配:約6.11%)なのですが、この大正区と港区をまたぐ「なみはや大橋」は実はそれより勾配が大きくて角度が約3.98度(勾配:約6.95%)となっているのです。
 中央部の高さは45m、航路幅100mを確保するために、このような急勾配の橋となっています。昔は普通車通行料金100円の有料橋でしたが2014年4月に管理していた大阪市道路公社の解散に伴い大阪市の管理道路として無料開放され、現在は通行料金が不要です(なんか、理由がしっくりきませんが、そこは大人の事情なのでしょう:苦笑)。
なみはや大橋全景
 なみはや大橋全景
 大正区側から望む
 大正区側(鶴町)はすぐ横にIKEAができている臨海地帯。
 大阪南港から大阪港方面への抜け道的要素が大きいため、大型車やトレーラーが頻繁に走っています。横から全景を写真で見るとそれほどの勾配に見えませんが、実際はかなり急勾配です。
 ちなみに奥の赤い橋は阪神高速道路の港大橋。
なみはや大橋
 なみはや大橋
 大正区側から
 上りからいきなりべた踏みとは言いませんが、アクセルスロットルはそれなりに踏まないと、どんどん走行速度が落ちてきてしまいます。軽自動車のノンターボだとかなりキツいのではないでしょうか。
なみはや大橋の上からの風景
 なみはや大橋の上からの風景
 右の橋は千歳橋で左の河は尻無川
 橋の中央部付近から周囲を眺めると大正や天保山方面が見渡せるすばらしい景色を提供してくれます。橋の道路は幅が狭く、駐停車禁止になっていますので車やバイクで登ってもこの景色を写真に収めるのは無理そうです。地道に歩いて登って景色を楽しみましょう。

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