日本の伝統的な名。
「太郎&花子」
某ワープロソフトの「一」が無い昔のバージョンを知っているので、現状は違和感があります。その昔、ジャストシステムがリリースしていたNEC PC-9801シリーズ向け日本語ワードプロセッサソフトウェアの名称が「JX-WORD 太郎」でした(発売は1985年2月)。
その後日本一になって欲しいと願いを込められ「太郎」は「一太郎」へと変遷します。
そのお相手である「花子」は少し遅れて作図ソフトとして図形プロセッサの名称を冠してリリースされます(発売は1987年2月)。花子で作図した図版を一太郎に取込んで使う事ができましたので、現在のOffice系ソフトウェア群の日本における走りでもあり、現在でも両ソフトウェアは共に進化・リリースされ続けています。
「太郎」と「花子」はどちらも日本の名付けでは長男と長女に付けられる代表的な名前でした。最近は読めない・書けないキラキラネームとかいうDQNネームが幅を利かせて、付けられる事は少ないようですが、由緒ある名前なのです。
「太郎(長男)」「次郎・二郎(次男)」「三郎(三男)」など大変分かりやすい命名規則がありましたが、最近は使われる事は少ないですね。最も長男は「一郎」だったりする事もありますが。
このヘアーサロン、長男と長女で営業されているのでしょうか。