炭坑節

 う〜ん、意味は不明ですが有名なフレーズ。
さのよいよい
 さのよいよい
 お店から月が出る訳ではなさそうです。
 炭坑節は炭坑労働者によって唄われた民謡で戦後に全国的に流行。元々盆踊りの楽曲ではなかったのですが、いまではすっかり盆踊りの定番となっています。実際は炭坑労働者の現場業種別に「採炭唄」「石刀唄」「南蛮唄」「選炭唄」の4種類のほか、花柳界にひろまった「座敷唄」があります。現在の炭坑節はこの座敷唄をベースにつくられているそう。
 ところで歌詞中に月が出るのは「三池炭坑の上」となっているものがありますが、元は「家のお山の上」に出ていたそうですが、他にも「セメント会社の上」といったものもあります。福岡県田川市は炭坑節発祥の地として石炭記念公園があるとか。ちなみに発祥の地にあった炭坑は三池炭坑ではなく、三井炭坑。
 現埼玉西部ライオンズの前身である西鉄ライオンズの本拠地が福岡だったこともあり、現在でも応援歌として採用しています。

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