一般的には難読。
「東雲」と「しののめ」
読みは同じで違う店舗。ビルが同じで隣同士なので、オーナーは同じ方が営業されているのでしょう。
「東雲」は難読な地名・人名で、江東区に実在する地名です。
漢検でも出てくる難読な漢字で、読みは「しののめ」。
難読なためか、漢字表記にはふりかながルビ打ちされている上、その隣にはひらかな表記そのものの店舗が隣接しています。まあ、ここまで書いてあれば読めない屋号とはならないでしょうが、かなり気を遣っているのは確か。やっぱり難読なのを意識しているのでしょう。
「大阪市東区東雲町」ってあったんですが、無くなってしまいましたね。
町名は区画整理とか合区とかで無くなっていくのが多くて。
地名とその歴史は切り離せないものなのですが地名がなくなれば歴史が失われてしまいます。大変残念なのですが区画地名について行政は「ややこしい」のを嫌って「効率化」だか「合理化」で勝手に不要なものを決定して切り捨てるのですね。
土地とその名前、そこに住んでいる人とのつながりを示す地名を重視しないのは大変嘆かわしいことです。