最近、スタートで人数が少なく昼から増えるのパターン。
製作体験会会場
共立電子産業本社1Fセミナー室
会場の様子
今回は2日あるうちの1日が用事でつぶれたため2日目の1日だけ参加です。
自宅の作業場の片付けが進まないため、パネル加工のお世話になりに(苦笑)。
最近、継続的に製作物となっているのがヘッドホンアンプ。やはり、実用性が高いのと自宅ではなかなかスピーカーを鳴らして聴くことができない住宅環境や家庭事情が影響しているようです。
その他デジタルオーディオ系の以前に製作したものの不具合を相談にされている方もいらっしゃいました。最近は独立実験基板でデジタルオーディオシステムを組む方が製作体験会で見る事が無いのは、すでに自分で完成している人が多いのかもしれません。
もっともある程度デバイスに理解が無いと結線するのも大変ですし、独立実験基板同士の結線量もかなりあることもあり、そのハードルは高いと言えます。
STK4132IIアンプ
右後方の四角い出っ張りが放熱器
前回に製作途中だったハイブリッドパワーアンプICであるSTK4132IIを使ったアンプが完成していました。全面パネルにウッド調のシートを貼付けて高級感を演出しています。パネルの中身はMDFですが、このような表面処理をするとかなり見栄えがあがります。
デバイスは当時ミニコンポやカラオケのアンプなどに組み込まれていたものですが、全然古さを感じない音が出るようです。周辺回路がやや多いのと今のD級アンプと違い放熱が必要になるのが難点ですが、投げ売り価格のデバイスに比してその値段がウソのような破格の音が出ます。
ちなみに光り物が仕込んであり、電源を入れるとアンプの全面下部の真ん中辺が落射照明が点灯するとの事。薄暗い部屋だと雰囲気でますね。
オマケ
スタッフの力作
音箱IIIの内部
どんどん進化しているというか間違った方向に進んでいると言うか(笑)。
前回、サンプリング音で音階を付ける製作物がついにヴォイス・シンセサイザーと書かれたモノで登場。サンプリング音声をベースに音が作れます。フォルマントも調整できるようでなかなか高度な処理が行われています。
内部は例によってあるもの部品で作られた模様。
このボリュームがずらっと並ぶパネルを見ると、昔のモジュール型アナログシンセサイザーを彷彿させます。毎回、ちゃんと動作する面白いものを作ってくると言うそのバイタリティには頭が下がります。
1日目は参加していなかったのですが、かなり参加者の方が少なかった模様。こちらも参加できなかった手前、かなり後ろめたさを感じます。
今回、パネル加工などの金属加工でかなりお世話になりました。後の清掃が大変だと思いますので、ひたすら感謝するのみです。いつもながら申し訳なく、この場を借りて御礼申し上げます。