手塚治虫原作の名作の一つ。アニメにもなりました。
とりとん
表題の「海のトリトン」は当初新聞マンガとして連載され、連載終了後にアニメ化された作品です。主人公であるトリトンを始めとし、なんとなくギリシャ神話っぽい名前の登場人物が出てくるのですが、ストーリーも設定もギリシャ神話とは全くかけ離れた独自の世界とストーリーを創り上げていました。
ギリシャ神話では海神ポセイドーンの息子であるトリトン(トリートーン)は三叉の矛であるトライデントを持ち、半人半魚で螺貝を吹き鳴らして海を自在に操る神です。海王星の衛星の名前につけられていたり、KORGの楽器の名前につけられていたり、トリチウムの原子核(1個の陽子と2個の中性子)を指したりします。
もっとも英語圏ではトリトンよりもトライトン(tráitn)という呼び方の方がしっくりするかもしれません。
で、このお店も海のイメージを出す濃い青色(トリトンブルー)を採用しているようですが、海鮮専門という事は無く普通の居酒屋です。