ヘッドホンアンプ用に電源を製作しました。
DC-DC(+12V⇒±12V)基板モジュール
以前に3石ヘッドホンアンプを製作しましたが、電源が+12Vの単電源であることからアンプ部基板の製作バリエーションに限界がありました。そこでオペアンプ系のヘッドホンアンプ部製作の幅を広げるために両電源を使えるように電源基板製作します。
シリコンハウス2階の店頭でたまたま見かけた2Wタイプの絶縁型DC-DCコンバータで両電源を供給できる基板を製作。DC-DCコンバータモジュールはMORNSUNのA1212S-2WR2で、+12Vを供給すると絶縁された±12V・83mAの出力を得ることができます。
スイッチング電源特有の同相ノイズを抑えるためにコモンモードチョークを入れ、電源モジュールとして使えるように入出力部にねじ留めタイプの端子をつけました。
とりあえず12Vの単電源を入れて、出力が正負電源として電圧が出ている所まで確認。
あとは、これを電源として使った回路を組むことにします。
DCコンの出力フィルタ、悩みどころです。
GNDを一直線にして±出力に対するフィルタを
入れるのじゃなく、プラス出力・GNDとマイナス
出力・GNDに対し、独立したフィルタを入れる
(GND出力はそれぞれのコモンになる)ほう
(つまり出力側フィルタは2個ね)が良いよう
な印象です。
本当は両電源にコモンモードチョークを入れたかったのですが実装面積と手持ち部品の関係でこうなってしまいました。
自分でも効果はちょっと疑問が残っています(実際に波形観測はまだ)。
絶縁型を使うのは初めてなのでどうなっているのやら。