もはや死語

 中島らもによると、フーテンとは違うそうです。
Shot Bar Hippie
 Shot Bar Hippie
 1960前後のベトナム戦争反対運動を発端に既製の価値観の否定とそこからの開放を信条とした若者を中心としたひとつのムーブメント。U.S.A.およびU.K.で特に大きなムーブメントとなり、世界に広がりました。彼らは独自のコミュニティを形成し、サイケデリックな音楽を聴き、セックス革命を謳い、大麻やLSDなどの薬物でラリって、東洋思想に傾倒しているイメージがあります。
 今や腰まであるような長髪の人を見ると「ヒッピー」と揶揄されるなど、時代遅れのイメージが大きく、あまり良いイメージが無いのが現状です。
 それでもヒッピー文化をそもそも知らないであろう若い世代の人が「Peace」マークを付けていたりすると「そのマークの意味を知っているのか?」と訊ねてみたくなります(ちなみにNとDの手旗信号を基にしたデザインで、Nuclear Disarmament(核軍縮)の頭文字をとっています)。
 ちなみにアップルの創始者の一人である、スティーブ・ジョブスも信奉者だったようです。

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