都合がついたので訪問させてもらいました。
吹田総合車両所 一般公開
天候も気候も良かったためかなりの人出であちこちのブースに人の列が多く・長くできていました。
鉄道関連品販売
駅ののりばにある列車乗車位置に列車種別と号車番号が架かっているアレです。
大阪駅を含めて廃止されたものが販売されていたようです。その他、500系TYPE EVA関連なども販売されていましたが、ことしは解体車両の部品販売はありませんでした。
ミニ新幹線(E7系)
ミニ新幹線(923形 ドクターイエロー)
人気のミニ新幹線乗車体験コーナー。自走式でレールが無い所でも走行可能。方向転換はハンドルで。という、よく考えると鉄道のような、そうでないような微妙な乗り物ですね(笑)。
軌道自動自転車乗車体験
レールの上を搭載ガソリンエンジンで走行できる軌道自動自転車。
この形態からは想像できないような速さで走り抜けていきます。これは在来線用ですが、新幹線規格のレールも走行できる軌道自転車もあるそうです。
ミニSL(走行中)
ミニSL(石炭投入中)
梅小路から出張してきたミニSL。ちゃんと石炭でボイラー炊いて水蒸気で走る本物の蒸気機関車です。一度走行すると担当の方がわらわらと集まって点検確認をしているのが印象的でした。ボイラーが小さいせいもあるのでしょうが、頻繁に石炭を焼べていました。
燃料用石炭
毎度のことですが、レールの抑えに石炭袋が置かれています。小さい見た目に関わらず1袋20kgありますので、この3つで60kgの重石代わりですね。
車輪径測定体験
車輪直径測定具
専用の測定器を使って車輪の径を自分で測定する体験コーナー。
磁石で貼り付く測定具を車輪にの内蔵された磁石でフランジ側面に密着した状態に取り付けてメーターの値を読み取ります。測定具の真ん中にある部分がどれぐらい押し込まれるかで固定した両端との高さの差で車輪直径が測れるという測定具。モノは吉田精機の簡易車輪直径測定器TY-50のようです。
ボルト増し締め体験
QLレンチを使って車軸取り付け具のボルト増し締めを体験するコーナー。ご覧のように子供が全体重をかけてさらに力を入れてやっとカチと音がする高い締め付けトルクが必要です。
打音検査体験
ボルトを叩いて出た音で締め付けのゆるみが無いか耳で聞き取る体験コーナー。残念ながら8歳以下の子供しか体験できないコーナー。これって大人でも試してみたいと思うんですが、力加減で現物を損傷されないようにという配慮でしょうか。
列車と綱引き
クモヤ145系の2両連結を綱引きで動かすコーナー。
小さなお子様達だけで力が足りず動き出さない時は列車側で運転士がソロリと動かすように思えるのは気のせいでしょうか。自走できる車両ですので引っ張られた後の待機位置までは自力で戻ります。
非常ボタン操作体験
踏切やホームに設置された非常ボタンを実際に押すことのできる体験コーナー。本当の意味で必要があって押した人は少ないとおもいますので、貴重な体験かも知れません。
車軸圧入
車輪を車軸に圧入する作業の実演。油圧で車軸を車輪に圧入します。作業等の詳細は昨年の記事をご参照ください。
車輪の踏面削正
今回は削正実演がキャンセルとなってしまい、実演がありませんでした。日立の車輪旋盤はまだまだ現役です。
ストッピーくん
非常ボタン操作体験の横でイメージキャラクターのストッピーくんの着ぐるみがいました。
なかなかの人気で、ゆるキャラ系なので子供はもちろんですが、大人の女性でのツーショットを撮っている方もいらっしゃいました。
オマケ
未検収品の置場ですが、半永久連結器がどっさりと置いてありました。たくさんあるように見えますが、これでも数編成分あるかどうかでしょう。
展示車両関連はまた別の日付の記事で。