巨大看板(#29)

 蜃気楼の犯人か。
巨大帆立貝
 巨大帆立貝
 例によって巨大看板の宝庫である道頓堀の店舗看板。
 この巨大な帆立貝が実在したとするととんでもない凶悪な生物になっていそうです。世界最大の貝であるシャコガイ(オオシャコガイ)は大きいものになると2mにもなり、人食い貝の異名もあるようですが実際は挟まれるほど素早く閉じず単なる伝説だそうです。
 その最大のシャコガイとも劣らない大きさの帆立貝。実際にあったらこれが殻をパフパフしながら水中を進むのです。ジェット水流のような勢いで回りにいるものを吹き飛ばしそうですね。
 貝にまつわる怪しい話として気を吐くことで楼閣が見えるという伝説の生物(霊獣)である蜃気楼の源「蜃」は蛤らしいですが、和漢三才図会での蜃は龍のような姿をしており、解釈が二通りあるようです。
 いずれにせよこの大きさの帆立貝があったとしたらオバケ扱いですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA