チカチカパッパ以来の光り物です。今回は連続点灯です。
回路はELM~楽しい電子工作に公開されている「電池1本でLEDを光らせる実験」です(サイトはこちら)。
ブロッキング発振回路で昇圧してショットキーバリアダイオードで整流、通常は2セルでも点灯しない青色や白色LEDを1セルで点灯させることのできる回路です。
トランジスタ周りの波形
コレクタ出力(1μs/div, 3V/div)
ベース入力(1μs/div, 2V/div)
ピーク電圧は5V以上あり、平滑しても3Vはくだらない
いままでのチカチカパッパと違い、連続点灯できますので用途がかなり広がります。
ブレッドボードで組んだ状態で消費電流は40mA程度でした。トランジスタに汎用の2SC1815GRを使用しているため、効率が悪いと思われます。低飽和タイプのトランジスタにすると、効率が上がるようです。
単3アルカリでも結構厳しいかもしれませんので、ニッケル水素電池などで運用するのがよいかと思います。いざという時のことを考えると自己放電の少ないeneloopを使用するのがよいのではないでしょうか。
ダイオード、小さいことないですか?
検波用のような感じです。
1GWJ42のような電源用ショットキーDiのほうがよいのじゃないかと。。。
それと低飽和・高hFEのトランジスタは2SC4685。
ダーリントンじゃないのに800~3200というhFE。
サイズがTO-92じゃなくって、少し大きい。
http://www.semicon.toshiba.co.jp/td/ja/Transistors/Biplar_Power_Transistors/20040820_2SC4685_datasheet.pdf
いつもながらご教授ありがとうございます。
すいません、ショットキダイオード、手持ちでもっと電流容量の大きいのがありましたので、もう一度撮影、写真を差し替えました。型番は失念してしまいましたがテクノベースの店頭でおいてあったものです。
はじめの写真のものは確か15mA程度でしたのでたぶん定格すれすれかオーバーかも。こちらも型番を失念、検波用かもしれません。
ご紹介いただいたトランジスタ共立で入手可能なものなのですね。ありがとうございます。
元記事のトランジスタは2SC3279でした。VCE(sat)は0.2V(typ.)、最大0.5V、hFEは140~600でした。こちらもデータシート上ではストロボフラッシュ用・中電力増幅用になっていますね。
http://www.semicon.toshiba.co.jp/td/ja/Transistors/Bipolar_SmallSignal_Transistors/20020201_2SC3279_datasheet.pdf