漢字検定で出てきそう。
金太郎ちゃん
 金太郎ちゃん
 金太郎と言えば「♪まさかりかついだ〜」の童謡や昔話等で有名ですが、歌詞の中で言われている「まさかり」は漢字で書くと「鉞」。日本では木を切り倒すために使う大型の斧を指すものですが、元は中国の青銅の大斧で、罪人の首を落とすために使われたものです。そうなると後付けみたいな「ちゃん」がとても違和感を覚えますが。
 昔話にもなっている金太郎ですが、坂田の金時の幼名であり、実在の人物と目されていますが、その伝説や出生等はかなりの諸説があり、山姥に育てられた等の異説も存在し、作られた話ではないかという、元から怪しくなりそうな説もあります。
 現在の金太郎の姿が完成したのは江戸時代で浄瑠璃や歌舞伎の題材として演じられ、怪力童子のイメージが定着。様々な錦絵などでその姿が残されています。

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