メーテルリンク作、チルチルとミチルの登場する童話劇。
青い鳥
幸福の象徴である「青い鳥」。世界中探しても何処にもいません。
自分は不幸だと、幸せになりたいと願うあまり、身近にあった幸福を気付かずにいたというお話ですが、この逸話の本当の意味を知らずにずっと青い鳥を探し続ける人たちが少なからずいます。
「青い鳥症候群」と呼ばれる人たちです。
もっと良いものがあるんじゃないか、もっと良い職場があるんじゃないか、もっと良い相手が居るんじゃないかと探し続けて自分に納得できずに結局のところ機会を逃してしまって元に戻れなくなってしまう思考パターンです。
どこかに「理想の何か」はあるのかもしれませんが、案外それは自分の中にあるのかもしれませんよ。