M3とかM4のナットや六角のスペーサー等を固定したり、ネジ締めしたいときには以外と小さいサイズのスパナやソケットレンチが入手しにくく、仕方なしに大きいモンキーレンチ(自在スパナ)で無理矢理作業するか、狭くて入らない場合は傷を覚悟でペンチ類で固定するか回す作業をしていました。
呼び寸法100mmの自在スパナ
多分、一般市販品では一番小さいサイズだと思われる。対辺14mmまで使える(実用的には8mm~10mmぐらいまでが安心?)。
スケールが歪んでいるのは携帯電話のカメラ光学系の収差。
この小さな自在スパナを入手してからは、奥行きが必要で周囲に余裕が無いためボックスレンチやナット回しという工具が必要な場合外はこれ1本で済ます事ができるようになりました。もちろんボリュームの取り付け時にも、さっと済ませたい時にはこれで事足ります。
問題なのは、自在スパナの場合は多少のガタツキがあるため、しっかりと締め付けるネジに合わせた幅で作業しないと、ネジをなめてしまう事がある事です。ボリューム等の場合は専用のボックスレンチがHOZANなどから販売されていますので、そちらを使う方が確実ですが、サイズ違いを用意する必要もあり、ちょっと仮締めして・・などの用途には便利に使わせてもらっています。
ホームセンター等でも入手が可能ですが、さすがに一般的なサイズではないためかそれなりの出費を覚悟させられます(数百円はします)。100円ショップで売ってそうなのですが、だいぶ探しましたが見つかりませんでした。
特に私が工作で多用するM3のネジのナットやスペーサーは対辺5.5mm、M2の場合は4.0mm、ボリュームのナットは9.0mm、フットスイッチ用の締め付けナットが11.0mmと複数サイズのスパナを用意するのも仰々しいとも言えます。ただ、専用の寸法の工具に比べると締めが甘かったり、ナメたりする場合もありますので、あくまでもお手軽が信条の趣味の工作でのちょっと締めておきたい場合に限ります。