計画は中断中なのかあきらめたのか。
大阪市営地下鉄新大阪駅上の設備
2018年のこの記事を書いている現在、阪急電鉄はまだ新大阪〜十三間の鉄道事業免許を保有しており放棄していません。
写真の後ろに見える新大阪阪急ビルが新大阪駅の建設予定地となっていたはずなのですが、駅舎をあきらめホテル・店舗・テナントの複合商業ビルを建てたのかとも思えます(2012年8月開業)。
上層階の白い外壁部分がホテル、その下がオフィス・テナントとなっており、1Fはバスターミナル、2〜3Fはテナントとして飲食店等が入っています。
十三駅からこの区画に向かっては鉄道を通すために大部分の用地が確保されており、新大阪連絡線は建設待ちとなっているのですが、十三駅近辺の一部は売却してしまっているようです。さらに梅田貨物駅跡の北ヤード(北梅田駅)から十三〜新大阪へと直結する路線も模索中だとか。
この市営地下鉄新大阪駅の上部に線路を通す予定で設置されていた構造物があるのですが、未使用のまま経年劣化によって駅舎に雨漏りをもたらすようになったため、写真のように漏水対策として屋根が付けられました。
阪神と経営統合し、阪急阪神ホールディングスになった事もあり、いちおう長期計画には含まれていて、やる気はあるようなのですがいつになったら線路が通るのかは予想が立ちません。