ギョウザのギョウザではない。
餃子の餃子
どう見ても重ね言葉だろう。屋号が餃子(ぎょうざ)なのかと思っていたら斜め上だった(笑)。
これは「ギョウザのギョウザ」ではなく「ギョウザのギョウコ」だそうで、屋号は「ギョウコ」が略称でした。
ちなみに餃子を「ギョウザ」と読むのは日本だけで、中国本家では「jiaozi」です。近い発音はドラゴンボールのキャラクターでもある「チャオズ」でしょうか。
さらに「餃」の文字は音読みで「コウ」または「キョウ」、訓読みで「あめ」で、ギョウザにつながる読みは1つも無かったりします。
日本では餃子と言えば焼き餃子が一般的ですが、中国では「鍋貼」と呼ばれ、餃子と言えば水餃子を指すため別メニュー名となっています。鍋貼は元々残り物を餡にして皮でくるんで焼いたもので、鍋貼が残ればまた次の日の鍋貼の具材になるという始末料理だったりします。さすがに中国でも店舗で売られている鍋貼は残りもの料理ではありませんが。