いや、暑くなりました。お中元のシーズンですよ。
【早く届けたい】
客「なんか紙入ってたんやけど、荷物?」
局員「どのような色の紙が入ってましたでしょうか?」
客「青い紙やねんけどな、荷物届けてくれたんやろかな。」
局「お届けの際にお客様がご不在でしたか、お呼びいたしてもお返事頂けなかったと思われますが。」
客「ああ、出とったからなぁ。悪い悪い。で、今から旅行やねん。2〜3日預かってくれへんかな。」
局「紙の左上にお知らせ番号が記載されていると思いますが、お教えいただけますでしょうか。」
客「ああ、あるある。ええ〜とな、XXXX-XX71や。」
局「XXXX-XX71でございますね。お届けのお荷物は生ものとなっておりますが、如何致しましょう?」
客「え?生もん?いつ配達してもらえるん?」
局「配達日時はいつになっておりますでしょうか?」
客「ん〜、10時25分って書いたあるわ。」
局「申し訳ございませんが、今からですと午後2時以降が最も早いお届け時間になってしまいますが。」
客「そら、困るわ。もうすぐ出発して飛行機乗らんとあかんねん。生もんって郵便局でどうしてるん?」
局「お届け郵便物お預かりのための冷蔵庫はございますが、保管量にも限りがございます。お預かりしている荷物に不都合が生じる場合もございますので、長期間のお預かりはお客様のためにもならないと思いますが。」
客「そやなぁ、預かってもらってるちゅうてもその間に腐ったりしたらワヤやもんなぁ。今からとりにいくわ。」
局「こちらで配達員に確認を取りまして、お客様のお荷物が戻っている事を確認した上で折り返し、ご連絡をさせていただきますがよろしいでしょうか?」
客「ん〜、まだ配達中の中にあるかもしれん、っちゅうことか。ほな早よ電話してや。」
局「すぐお調べして折り返しお電話させていただきます。お客様のご連絡先電話番号・・・」
と、まあ、この時期生ものをお中元などでゆうパックを利用して送られる方もいらっしゃいます。このお客さんのように長期不在の場合は、お届け荷物が腐ったりしないかハラハラものなのです。
早く届けたいのに、お客様がいらっしゃらない。最悪、生もの返送になることもあります。
発送時に生もの(要冷蔵)だとかチルド(要冷凍)だったり指定してくれれば良いのですが、うっかり指定せずにお出しする方もいらっしゃるようで、局に到着時になにやら得体の知れない液体がしたたっている小包が到着したりすることもあり、大変困ります。
受けた局や窓口で気を利かせて冷蔵指定をお客さんに確認してくれればよいのですが、ぞんざいな対応で生もの(しかも腐り易い)を普通ゆうパックで出してしまう事故が絶えません。
局に付いて、仕分けする段階で「うわ〜!」となるわけです。
なにやら生臭い汁のしたたる得体の知れない荷物。で、荷札を見るとしっかり生ものが入っているんですよ、これが。もう、この段階で荷物を受け取る局側ではお客さんに確認をとって平謝りになるのですが、発送する側の局はけっこう知らんぷりされたりしてほとほと困ります。