混ぜる、交ぜる、雑ぜる。
まぜる
私はあまり食べる機会は無いのですが「まぜそば」のお店なので屋号も「まぜる」と実に分かりやすいです。たいてい濃いめの味のタレで和える事が多いので私はやや苦手な部類です。
朝鮮語でぐちゃぐちゃに混ぜるのを「비빔(ピビム)」と言います。そう、ぐっちゃぐちゃにまぜて食べるピピンパはここから名前が付けられていたのです。最後のパ(밥)はご飯の事。ピビンパというのは平たく言うと混ぜご飯ですね。ちなみにまぜそばにあたるのはビビン麺(비빔국수:ビビンククス)です。どちらもグチャまぜが特徴ですね。
日本の料理の場合「混ぜる」という表現よりも「和える」という言葉を使います。食べるひとが自分で「混ぜる」のではなく料理人の手によりすでに交ざってなじんだ「和えた」料理が多いという事でしょうか。