中には別の世界が存在する。
壷中
費長房が偶然見つけた壷の秘密。
後漢書の一節に壷の中には俗界とかけ離れた世界があり、そこは仙境で美酒佳肴に溢れていたそうで、ここへ導き入れてくれた老人と酒を呑み美味い肴を食べてから壷の外に戻ったとあります。
「壺中の天」または「壺中天」と呼ばれるもので、酒を呑んで俗世を忘れるという意味もあるそうです。
このお店に入ると俗世を離れて楽しい時間を過ごせるのやも知れません。
余談ですが、諸星大二郎の作品では中の世界が居心地良過ぎて出てこられなくなる事もあるとされていますので、みなさまご注意を(笑)。