以前購入した中華なnanoのテストベッド。
nano I/O基板
片列15ピンという中途半端なピン数からちょうどのソケットが入手し辛く(秋月電子通商では取り扱いあります)、大阪で普通に手に入る16ピンを使って基板を作ろうかと悩み続けてかなり経過してしまいました。
そんな悩みを抱えている人は世の中にも多数あったようで、このようなI/Oボードが発売されているのを見つけて取り寄せてみました。例によって中華なヤツ(笑)ですが自分でボードを同じように組み立てる場合の部品代に比べても激安です。
Arduino nanoをボードのソケットに挿した状態で全てのI/Oが引き出されており、デジタル系とアナログ系にまとめられている他に、I2Cとシリアル通信のピンは別のヘッダにも使いやすいように取出されて並んでいます。
信号ピンの取出しヘッダにはGNDと+5Vも並んでいて使いやすそうです。
また3.3V電源系もレギュレータで別途取り出しされていて、3.3V系の電源が必要な場合のためかこれも別途ヘッダが用意されています。
さらに通常のArduino Unoと同じ位置・ピン配置のスルーホールも用意されていて、これを使ってシールドを使う事も出来るようになっています(ピンソケットは別途用意してハンダ付けする必要はありますが)。
大容量の外部I/O操作にも堪えられるようにDCジャックによる外部電源供給もできるなど、至れり尽くせりなI/Oボードです。
とりあえずはこれで試作を進めていく事にします。