JR貨物フェスティバル 2019 その2

 鉄分たっぷり。
EF59 21(東京側)
 EF59 21(東京側)
 今回は屋外展示ではなく屋根のある場所でした。
EF66 1
 EF66 1
 ひっそりと置かれています。一度、全塗装してレストアされましたがその後の保管は屋外なのか、あちこちに錆が目立つようになり始めました。EF66の1号機ですので、排気される事は無いと思いますが、今後の補修具合がきになります。
EF66 30
 EF66 30
 EF66形電気機関車の2次車。国鉄の分割民営化時にJR貨物に民有移籍された車両で、東書は吹田に所属しているしゃりょうなのですが、運用途中で展示にまわされたのでしょう。EF210が台頭していることからいずれ廃車になりそうな気がします。
EF67 1
 EF67 1
 EF60形から改造された車輛で、2014年に運用を離れて広島車両所に保留車両として残されています。同時期に改造された2号機、3号機はすでに廃車となっています。
EF67 101
 EF67 101
 EF65形から改造されたEF67形100番台の1号機。サイリスタを採用したチョッパ装置を装備しています。
 まだ現役で走る事を見る事ができる車輛ですが、100番台の車輛は103・104号機はすでに廃車となっていて105号機もまもなく運用から外れそうです。
EF81 719
 EF81 719
 EF81 119の保安装置取付が行われ100km/h以上の運転を行う対応を施した車輛です。
EF200-10
 EF200-10
 EF200l形電気機関車の初期量産車。
 ヘッドマークにあるように、この年の3月28日をもってこの形式の車輛はすべて運用から外れEF210形へと運用がバトンタッチされています。
(最終運行はこのEF200 10ではなくEF200 18でした)
 保管車輛として1号機は日立製作所水戸事業所に、2号機は吹田機関区に保管されています。
EF210-2
 EF210-2
 EF210形の基本番台2号機。当日は運転台見学の車輛として展示されていました。
 全検・新塗装を施されたこの車輛は岡山機関区へと戻っています。
EF210-111
 EF210-111
 全検途中の状態で、吊り下げ実演に使われていました。
 出場後は新鶴見機関区へと復帰しています。
EF210-112
 EF210-112
 全検待ちの様で、新塗装になって出場する予定でしょう。
EF500-901
 EF500-901
 元祖ぶっ飛び機関車EF500形の試作車。
 架線の電圧降下や線路周辺の電気設備に誘導障害をまき散らすという必殺技を持っていたために試作車であるこの1両のみで量産されなかったという悲運の機関車です。
 広島車両所で保管はされている物の、そのうち完全に解体されそうな気がします。
EF510-501
 EF510-501
 交直両用のEF81形の置き換えで開発された機関車。
 北斗星やカシオペアを牽引するために製作された車輛で、24系客車に倣った塗装を施しています。寝台列車全廃に伴い、JR貨物へと売却され、金色のストライプはそのままですが、側面の流星マークが無くなっています。
DB25 7
 DB25 7
 広島車両所でスイッチャーとして運用されている車輛。
 毎回かならず展示車両としておかれているのですが、いつもひっそりとした場所に置かれた縁の下の力持ち的な機関車です。
 非展示車輌で目についたもので写真に撮れたものがこちら。
EF66 35
 EF66 35
DE10 1191
 DE10 1191
ワム80000 280452
 ワム80000 280452
 ワム80000は保存車輛なのか留置車両なのかよくわかりませんが、お化粧直しをした漢字もありつつも錆が浮いているのでどうしているのやら。
オマケ
 整備中のEF510の斜体から外されたものがあちらこちらに展示されていました。
FD7N
 FD7N
上部装備
 上部装備
側板
 側板
 EF510のボルスタレス2軸台車であるFD7Nが完全に躯体部分だけになっているほか、パンタグラフのある高圧配線と上部エアコン等を含む上部装備、検査・整備のために外された側板等が無造作に置かれていました。たぶん単なる作業中で展示のために置いていなかったのではないかと。
 日々の通常業務をこなしながら、一般公開のための準備を合わせて行うのは大変な負担があるかと思います。
 「知ってもらう」「ファンになってもらう」ための一般公開ではありますが、開催するため苦労は多大なものがあるでしょう。
 このような機会を提供して頂いたJR貨物には感謝の言葉しかありません。
 ありがとうございました。

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