金属加工となる筐体加工に手をつけられないので基板の製作を先行。
Plumes(レイアウト検討中)
先のLittle Angel Chorusの基板は完成して筐体をと思ったのですが、さすがに夜半遅くに金属機械加工の音を周囲に振りまくのは躊躇われるため筐体加工を後回しにして、べつの基板を作製し始めました。前回同様、使えるストック部品はできるだけ使うようにしたため、抵抗類が先のコーラスとことなりサイズの大きいカーボン抵抗を使っています(一部手持ちに無かったので小型カーボン抵抗も使っています)。
EFFECTS LAYOUTSに掲載されていたEarthQuaker Devices Plumesを製作します。
掲載されていたサイトにはデモ演奏のムービーもあり、なかなか気持ちよい歪み方だったので作ってみようと思った次第です。
入力インピーダンスが10MΩと超ハイインピーダンス。それをJ-FETで受けて増幅およびトーンコントロール回路を構成しています。
特徴は歪みを作るクリッピング部にシリコンダイオード1N1418の非対称配置と対称配置のLED、クリッピング無しを選択できるスイッチが付属している事でしょうか。
なんとなく気合いを感じたのは内部で負電源DC−DCを使って-9Vを生成して±9Vでアナログ系を駆動している点です。まだ動作させて消費電流実測をしていませんが、電池駆動では運用は厳しいのではないかと思えます。
例によって基板との配線を直配線にせず、コネクターを使うようにするためにオリジナルのレイアウトから変更をします。コネクター周りでオリジナルのままでは干渉するため配置の変更が変更が必要になり、基板が大きくなりますがメイン部分はほぼ掲載のレイアウト通りで済みました。
基板を切り出しして配線の作業へと続きを進めます。