名機のクローン。
Distortion+(レイアウト検討中)
筐体加工は一段諾しましたが、塗装行程が今度はネックに(苦笑)。
仕方が無いので次の歪み系の製作開始。
超メジャーなMXR Distortion+を製作してみようと思います。例によってこちらのページを参考に、コネクタ対応にアレンジしてレイアウトを検討中。それほど大きな基板でもないので、さくっと作り終えそうです。
今回レイアウトの部品定数と部品配置の部品の大きさが微妙に噛み合ないのでサイトに掲載のレイアウトとDistortion+の回路図を見比べてみたところ表記の部品定数が間違っている事が判明しました。10μFと1μFの記載(表記上はそれぞれ10uF/1uF)がありましたが、これらは10nF(0.01μF)と1nF(0.001μF)の間違いですので、同じサイトのレイアウト図をみて製作される方はご注意下さい。
使われているオペアンプはモノリシック・オペアンプを広めた元祖とも世界標準とも言える741です。
David Fullagar氏が開発し1968年にフェアチャイルドにより発売されたモノリシック・オペアンプで、周波数補償用のコンデンサーをチップに内蔵したことにより大変使いやすい汎用のデバイスとなりました。セカンドソースも含めて現在でも現役で使用されていますし製造も続けられています。
歪みの元となるダイオードクリッピング回路に使われているダイオードですが、サイトの指定では1N34Aや1N914他となっていますが、オリジナルはゲルマニウムダイオード(1N270)を使用していると思いますので手持ちのストックにあったゲルマニウムダイオードの1N60を使うことにします。
通常のシリコンダイオード(1N4148など)を使うともっと太く、LEDだとさらにバリバリ感が増すと思います。スイッチで切り替える事ができるようにMODするのもアリですね。
回路の詳細の解説をしてくれているページがあって大変参考になりました。