アルコールの低迷作用で至る事ができるか。
Buddha Bar
仏陀、釈迦牟尼とも。目覚めた人。真の悟りへと至った人。
一般的にはゴータマ・シッダールタその人をさす場合もあります。
アルコールは脳の高次機能に影響を与えます。
少量であれば前頭葉皮質の機能低下に基づいて脱抑制を生じ、多幸感・多弁、ほろ酔い気分となります。同じく頭頂葉、後頭葉、側頭葉の皮質の機能が低下する事でそれぞれ痛覚・視覚・嗅覚、味覚が鈍麻します。
酔いが進むと抑制される範囲がだんだんと下位の中枢系へと進みます。
大脳辺縁系が抑制されれば情動の失調が、小脳が抑制されると運動機能に障碍が生じるので、歩行障碍等の運動障碍が生じます。千鳥足ですね。
さらに脳幹まで抑制が進むと昏睡や呼吸中枢の障碍が発生する事で呼吸停止で死に至ります。
また、一般的にアルコールによるこれらの中枢神経への作用は可逆的とされているそうですが、慢性的な大量摂取は広い神経系へ不可逆的な障碍を生じてしまいます。
酒は百薬の長とも言われますが、少量でも長期的な摂取により体への悪影響もあるという学説もあり摂取するだけでダメだと言う人もいます。
過ぎたるは及ばざるが如し。なんでも程々ですね。
このバー、名前こそ仏陀ですが、お坊さんは務めていらっしゃらない様です。