これまた死蔵品復活プロジェクト。
温湿度モニター(AM2302)
購入しておいて放置されているものを掘り出してきて使い物にするという事を最近続けています。この1-Wireで測定データをデジタルデータで取出せる温湿度センサーAM2302もそのうちの1つです。
デジタルデータで取出せるのでアナログ出力からA/D変換する必要も無く、センサーの精度が良ければ変換誤差も無いため測定に掛けるプログラミングコストが低減されます。
これまたArduinoのライブラリーが先人の方によって開発されていたので、有難く利用させて頂きました(GitHub:DHT-sensor-library)。
使い方は至極簡単過ぎて拍子抜けするレベルです。
取得したデジタルデータもちゃんと温度・湿度の数値に変換した値も得られるので、そちらをつかってサンプルスケッチを参考にサクッと試してみました。
(参考スケッチはこちら)
float型の変数をそのままprint()すると小数点以下が2桁表示されてしまいます。センサーの解像度は0.1℃/0.1%ですのでprint(var,1)のように小数点以下桁数を1桁に指定して表示出力します。
湿度の0.1%が必要かと言うと必要ないのですが、温度の方が0.1℃まで表示しているので整数値では見映えしませんので表記を統一しました。
温度と湿度が判れば不快指数も算出できますのでついでで計算して表示します。
いろいろ試してみましたが温度は変化の対応がやや遅いようです。息を吹きかけてみると湿度はほぼ2秒間隔の測定でもどんどん数値が変わるのですが、温度の変化はやや緩慢です。それほどリアルタイム性を求める物でもありませんので、まあ問題無いでしょう。